家出2日目。
きっと神奈子が蛙のから揚げでも食べようとしてのでしょう。早苗さんの知らない間に。
「今更何食ってるだあああああ!?」
「うっさいわねえ、いちいち…ちょっと小腹が空いたのよ」
「だからってなんでそんなの食べるのよ!?他にあるでしょ!何か!早苗が買ってきてたのがあるじゃない!」
「私だってたまには料理するのよ。あの子に任せきりなのもどうかと思って」
「そういう話をしてるんじゃないの!なんで蛙なの!?」
「そこら辺に居たから」
「だからって食べることないじゃないのさ!」
「人が何食べようがあんたにゃ関係ないでしょう」
「関係あるね!今更そんなことして…!嫌がらせのつもりかい!?」
「………。そうよ?あんた、気付いてなかったの?」
「………!!」
「…いやいや、諏訪-」
「神奈子の馬鹿ーーー!!」
「あんたら仲良いわねえ、相変わらず」
「どこがよ!」
美鈴とか。